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年齢六八歳男性、十数年前に坐骨神経痛を治した患者が久しぶりに
尋ねてきた。「先生、坐骨神経痛が痛んで夜も眠れないのです、昨夜も
4時頃までおきていた」と言う。その割りに、動きが良い今はまったく痛く
ないね。「時々激しい発作が来て痛むのだろう」と聞くとその通りだと答える。
「夕べも時々、痛みの来ない時間は、寝ていたのだろう、最後の発作が
朝方だったのだな」と確認して、
腰を見ると、機関銃で撃たれたようにお灸の跡だらけである。「どうしたの
、近くマッサージ屋さんで跡をしるしてしてもらいい、家内にすえさせた」腰
から足まで60数穴のお灸の点だらけである。
「この先生は、初めてだなぁ。治した経験がないぞ」
「迷って、迷って、同じところに、あちこちと点を取っている」
「これじゃまるで〔下手な鉄砲数撃ちゃ当たる〕じゃ無いですか」
坐骨神経痛にも、種類があって、椎間板ヘルニア様の腰部に原因がある
もの、小殿筋の硬縮によるもの、梨状筋の硬縮、大腿筋膜張筋の硬縮によ
るもの等がある。
ハイ Vサイン
あんたの場合大腿筋膜張筋の硬縮によるものだからと
腰部と背部合わせて5穴、殿筋及び股関節周囲に3穴
そして大腿外側に1穴、足三里の外側に3穴を取穴して帰したが、
場所が判らなくなるぞと言ったら、
先生の取った点に、赤のマジックで丸を付けてくれと注文され
その通りにしたら、益々機関銃で撃たれた状況になってしまった
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