永い治療 〔膝関節治療の科学性は〕 宮崎県 延岡市 鍼灸院 
丸井太郎
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今日やっと変形膝関節のご婦人が、昨年5月よりの永い灸治療を行い、完治宣言をしました。
治りにくい変形性膝間節症を起こす元々の原因は、前十字靭帯と後十字靭帯の捻挫伸展に
よるものと考えた方が治療が良く進みます。

 10年程の前ですがUSAからのBSニュースで、「変形性膝間節症の手術法」を報道していま
した。その内容は、十字靭帯の伸展部を手術し短くして、膝のゆるみを止める手術をしていま
した。すると膝関節がきちっと固定されて動く関係で半月板に対する、加重や摩擦が少なくなり
関節の炎症が収まり完治するというのです。

 現在の治療は、レントゲンやMRIの検査をします。検査結果により、治療を行いますが、治療
方法は膝関節内の水を抜き、消炎剤【ステロイド系】やCa剤経口投与、そして湿布による治療、
です、変形を起こした関節炎がこの方法で治るのでしょうか。

 最近では、人工関節を入れる手術を行う患者が多くなってきました。出来れば行わないで済む
方法を考えたいと思います。

 まだ今でも、大腿四頭筋を鍛える事で膝を固定しようと、大腿の運動を薦める方もいますが
実際に相当に大腿四頭筋鍛えた患者を数名見ていますが、良い治療成績を納めていません。

 変形性の膝関節炎には、逆に炎症を酷くする場合も有り、必要の無い治療と考えるべきです。
例えば、立ち上がれないとか、もしくはボールを蹴る事が出来ない患者に対して、行う場合を除
いては不必要な治療と考えます。

 伸ばす事はわりと簡単です、ゴムでもバンドでも、しかし伸びたものを切除なしで縮める事は、
治療上では極めて至難の技です。身体が回復して自分の再生能力で固定化されない以上、
不可能とも言える物です。また水腫の発生や、炎症、激しい痛み、そして体重の5倍も加重がか
かる膝間節はコントロールが難しい患部です。

 灸治療は炎症をよく止めます。慢性肝炎や慢性の腎炎、そしてリウマチ炎症まで、止める事が
あります。これは身体が、火傷毒を排出する時に炎症毒も同時に排出しているのではと考えられ
ております。

 灸治療を行う事により、痛みと炎症が少なくなります。その時に膝の関節の調整を行い、半月
板にかかる、異常な加重を平均的に掛かる様にします。そうする事により、直後に歩行痛が無く
なり、歩きやすくなります。(膝関節の状態により、多少の個人差があります)

 関節の水腫、の意味は、関節が炎症を発生させない為に、膝自体が動さない様に内部より固定
をしている、治癒力の働きで、膝関節に水をためているといわれています。膝の炎症が収まれば
自然に膝関節の貯留液は無くなります。ごく簡単な問題です。

 でも水を抜いてステロイドホルモンを注入する方法は、治療を行う看護師達も嫌がる悪い治療法
です。と言う理由から、現代医学の中で変形性膝間節症を完治できる事は、珍しい出来事です。

 灸治療は家庭でも出来ます、しかし、炎症が止まるのに3ヶ月から6ヶ月はかかります。


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