無資格マッサージ 摘発逮捕   免許資格について
神奈川県警
厚木署関連
 健康ブームに乗ってさまざまな無資格マッサージが横行する中、神奈川県警生活経済課
厚木署などは平成16年1月14日までに、無資格マッサージ師を派遣した「エーワン」
(東京都新宿区)会長、鈴木輝雄容疑者(51)らを逮捕した。

 「マッサージ」の定義が法律上、明記されておらず、まかり通る違法営業の摘発は難しい
中。県警は「無資格マッサージによる施術はは危険である上、苦労して免許資格を取った
人達の職域を侵す行為」と指摘。

 業界関係者は「無資格施術〔足ツボ、エステ、整体、カイロプラクティク等〕への警鐘。
抑止効果が期待できる」と摘発は遅過ぎたが歓迎している。 

 調べでは、両容疑者は平成15年3月、横浜市瀬谷区の健康センター内に、県知事に
無届けでマッサージ施術所を開設。
6月15日〜7月26日の間、無資格のマッサージ師4人を使い13回にわたり、同区内の
美容師女性(54)ら9人にマッサージさせた疑い。
4人のうち中国人男女2人が11月、同容疑で逮捕され、罰金刑を受けている。

 同社所属のマッサージ師700人のうち522人は無資格とみられる。
調べに対し、輝雄容疑者は「うちはボディーケアで、マッサージではない」と
容疑を否認しているという。

 マッサージなど「医療類似行為」には、国家資格が必要。施術所は県知事へ届け出義務
がある。
 しかし無資格・無届け業者が「うちは従来のマッサージと違う」と、行政指導や捜査を逃れ
るのは常とう手段だとされる。

 だが今回、県警の照会に対し厚生労働省は、
マッサージの定義を「体重をかけ、対象者が痛みを感じる強さで行う行為」と回答。
これを受け県警は「エーワン」摘発に踏み切った。

 同社が雇っていたマッサージ師約700人中、無資格者は522人。
採用後、同容疑者が設けた養成所で1ヶ月ほど研修を受けただけという。

 業界有資格者は「ずっと歯がゆい思いをしてきた。行政は積極的な指導をしなかった。
今回の摘発は画期的で、抑止効果が期待できる。無資格の施術はトラブルにもなる」。
全日本鍼灸マッサージ師会の杉田久雄会長は憤る。

 同社は1981年に設立され、首都圏を中心に全国十二都府県の健康ランドなどに
施術所54カ所を開設。ホテルなどにも派遣し、年商は24億円で業界最大手という。
2002年1月より03年6月の間に得た不法利益は、6億9900万円に上るとみられる。

 神奈川県警が押収した「エーワン」の台帳には「ろっ骨にひびが入った」「首が動かなく
なった」など二十四件の苦情が記録されていた。

 県医療整備課は「保健所が指導に出向いても『これはマッサージではない』と言われれ
ば、どうしようもなかった」と話す。

 平成15年8月、各保健所や県旅館生活衛生同業組合に、旅館へ派遣されてくる
マッサージ師の資格を確認するよう求める依頼文を出していたという。

福井県警
敦賀署関連

無届け、無免許でマッサージ店経営
福井県敦賀署、中国人逮捕

 敦賀署は平成16年1月14日、届け出せずに敦賀市内でマッサージ店を経営し、無免許
でマッサージ行為をしたとして、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する
法律違反の疑いで、いずれも中国籍の経営者、従業員ら計5人を逮捕した。同法違反の
摘発は県内で初めて。

 逮捕されたのは、同市清水町一丁目で高級台湾式エステ店「阿里山」を経営する京都
市伏見区向島鷹場町、張秋容容疑者(40)と、同店舗の入ったビル内に住む30歳から
43歳の女性従業員4人。

 調べによると、張容疑者は2002年10月ごろから、県知事への届け出をせずにマッサ
ージ店を経営していた疑い。従業員4人は国の免許を受けずに客の体をほぐすなどの
マッサージ行為をした疑い。張容疑者は従業員の無免許を知りながら経営を続けていた
無資格
マッサージ
結果
理教連の先生よりのメール
無資格マッサージ者逮捕の件ですが、
2月2日神奈川県警の担当者から電話をいただき「私たちとしては決着した」との報告が
ありました。
罰金50万円の略式命令が確定したということだそうです。